「やる気がなくない状態」という幸せ
やる気がある、でも、やる気がない、でもない、「やる気がなくはない」という状態。
それが実は結構幸せなことなのだと、最近気がつきました。
かなり長い間、やる気がないけどやらなきゃいけない‥と、なんとか無理矢理毎日生活してきていました。
年老いた牛にムチ打つ感じというか、とにかく、必死で動こうとしないと動けない日々が何年も続いていました。
それがどうも、最近その真っ暗なトンネルから一歩抜け出せたみたいなのです。
はっきりした理由はわかんないけど。
毎日生きるっていうのは結局、やらなきゃいけないことを一つずつ片付けていくことだと思うのだけれど、その一つ一つをこなすことが、最近とにかく楽なのです。
やる気がないのにやらないと!と自分をなんとか奮い立たせなくても、無理矢理体を動かそうとしなくても、動き始めることができます。
もちろん、あー疲れた、とか、めんどくさー、と思うこともあるけど、それでも、ちょっと休憩したらやろうっと、という感じで、うまくコントロールできるのです。あら不思議。
やっぱり、毎日ただ必死になんとか生きていた、とりあえず今日は死にませんでした、みたいなあのひどい状態は、いわゆる鬱状態だったんだろうな。
足が泥沼にハマって、でも歩かないといけなくて。
そんな毎日でした。
やらなきゃいけないことを、適当にサクサクとこなしていける。
もちろん、「休憩すること」「ダラダラすること」のひとつのタスク(?)としてカウントして、一日を落ち着いて過ごせる。
そうしていると、やらなきゃいけないことも少しずつ片づいていくし、楽しいことをする余裕も生まれてきます。何かやりたいこと、やって楽しいことをやろうという気持ちになれるからね。
そんな、地味で当たり前のことが、実は幸せの大事な要素なんじゃないかと思いながら、ダラダラ時間を満喫していながら、楽しいことの一つである「ブログを書くこと」をしている土曜日の午前中です。
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